【マインド】戦わずして勝つ
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ハヤトオオシロの野球NOTE
自分の中で大切にしている感覚の一つに、「美しさ」に対するこだわりがある。
上手い選手やレベルの高い選手のプレーを見たときに、単に「すごい」と思うのではなく、直感的に見ていて「美しい」と感じることがよくある。
そういった選手の動きには、しなやかさや滑らかさがあって、無駄がない。自然な動きで洗練されている。細かい技術的な理屈は分からなくても、おそらくその動きには“理にかなっている”という裏付けがあるからこそ、美しく見えるんだと思う。そして、それが見る人の美的感覚を刺激している。
スポーツに限った話ではないが、人間には“美しいもの”に惹かれる本能的な性質がある。極限まで鍛えられた技術は、見ている人を魅了する瞬間芸になる。美しさ=技術の結晶なので、上達を目指すうえで、動きの「美しさ」を意識することはとても大切。
「強さ」や「速さ」といったものは、パフォーマンスで言えばの土台の部分。最終的に自分が目指したいのは、“美しい動き”や“美しい姿”。その「美しさ」の部分を追い求めることが、上達につながる。美的感覚を大切に。