Home 野球NOTE メンタル論 【考えすぎて動けないあなたへ】シンプルに考える5つのコツ
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【考えすぎて動けないあなたへ】シンプルに考える5つのコツ

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「シンプルに考える」

よく言われる言葉ですが、実際にそれを実行するのは簡単ではありません。

私自身、気づけば頭の中がごちゃごちゃして、シンプルとはほど遠い思考ループに陥っていることがあります。

では、どうすれば物事をもっと軽く、シンプルに捉えることができるのか。

今回は、私が日々意識している「思考を整えるためのヒント」をお伝えします。


なぜシンプルに考えられないのか

物事をシンプルに考えられず、思考が整理できない背景には、おそらく共通パターンがあります。

私が感じる主な原因は、次の3つです。

1. 完璧主義

「ミスしたくない」「全方向に対処したい」と思えば思うほど、選択肢が増え、思考が複雑になります。最初からすべてを完璧に整えようとすると、結果的に物事が複雑化して、スタートを切る前に疲れてしまう。本来は、“とりあえずやってみる”で良かったはずのことが難しくなるのも、完璧主義の罠です。

 

2. 情報が多すぎる

今は、調べればいくらでも情報が出てきます。便利な反面、その情報が多すぎることで「何が正解なのか分からない」と思考を迷わせる要因でもあります。人間は選択肢が少ない方が判断しやすいとも言われます。つまり、情報を得すぎていることが自分の考えをシンプルにできない原因の一つです。

 

3. 他人の評価を気にしすぎる

「これをやったらどう思われるだろう?」「あの人ならこう判断するかも…」他人の目線や期待が、自分の思考に過度に混ざり込むと、自分の本音がどんどんぼやけてきます。その結果、「何を選ぶべきか」が見えなくなり、シンプルな判断ができなくなります。


シンプルに考えるための5つの工夫

ではここから、具体的にどうすれば思考をシンプルにできるのか。

私が日常的に実践している6つのアプローチをご紹介します。

 

1. 「5割でいい」と言い聞かせる

目指すのは100点ではなく、50点。これは、自分に言い聞かせている大切なルールです。

もちろん高い質を目指すことも大事ですが、それは「動いたあとで整えればいい」。最初から完璧を求めると、思考はどんどん重くなります。だからこそ、「まずは半分だけやる」「途中で止めてもOK」と考えることが、前進のきっかけになります。

 

2. 「どうにかなる」という感覚を持つ

どんな選択肢にも不安はつきものです。「この選択をすれば失敗するかも」「もっと良い方法があるかも」など、考えればキリがないです。

その中で、私が意識しているのは「どうにかなるし、どうにかする」という心構えです。このマインドがあると、思考に余白が生まれ、思い切って選択をすることができます。

どんなに備えても、未来は完全にコントロールできません。だからこそ、多少のリスクや失敗も「選んだあとに対処すればいい」と思える柔軟さが大切です。

 

3. 一人で考える時間を意識的に取る

他人の意見が悪いわけではありません。ただ他人の意見が入りすぎても、自分の本音が見えなくなって、自分の感覚が鈍くなってしまうことがあります。

そんなときに必要なのが、“自分の内側とだけ向き合う時間”です。誰にも邪魔されない環境を作って一人だけで考える。自分だけで没頭して取り組んでみる。

この一人の時間が、自分の考えを整理するうえで非常に大切です。

 

4. 「要するにこういうことだよね」と言い換える

私は情報が渋滞していると感じたら、あえて“言い換え”をしてみることにしています。

・要するに、これは○○ってことだよね

・結局、やるかやらないかの話だよね

・まとめると、○○と△△だけ考えればいいか

このように一言で言い換えることで、思考の整理が進み、複雑だった話もシンプルに置き換えることができます。

 

5. 「時間」や「選択肢」に制限をかける

人間は自由すぎると、かえって迷います。

だからこそ、あえて自分に“縛り”をつくることも必要です。

たとえば、

・5分以内に結論を出す

・選択肢は3つまでに絞る

・文章は1行でまとめる

こうした制限をすることで、半強制的に考えすぎを防ぐことができます。結果、シンプルな判断ができるようになるという流れです。


シンプル思考は訓練で身につく「スキル」 

「シンプルに考える」というと、あたかも簡単にできることのように聞こえます。私自身もこれまで「もっとシンプルに考えろ!」というような事を言われてきた経験があります。

でも私の実感としては、シンプルに考えるためには、そのための訓練が必要です。同じような事を言われてきた人は、私に似て考えすぎる傾向にある人かもしれないです。

考えすぎるタイプの人にとっては、シンプルに考えることは簡単ではないです。実際私自身、いまだに複雑に考えすぎて足が止まることが度々あります。

ですが、「なぜ今こんなに悩んでいるんだろう?」と立ち止まり、上記のような方法を試してみることで、少しずつ自分なりの“思考のほぐし方”が分かるようになってきました。


おわりに

考えることは悪くない。でも、考えすぎは時に行動を止めてしまうこともあります。だからこそ、自分の中の「考えすぎ」を察知して、思考を軽くするテクニックを持っておく。

そういったことは自分らしさを出すためにも大切だと感じています。頭でっかちになってしまってはダメだなと。

 

最後に

ミニマリストみたいなシンプルな部屋に憧れるんですが、シンプルすぎて逆にソワソワする気持ちわかる人いませんか。

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大城駿斗

沖縄出身の社会人野球選手 電験三種取得・日商簿記1級絶賛勉強中

野球NOTEで感覚や思考を発信中!

シンプルさは究極の洗練である。

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