【マインド】遊び心を持つ
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ハヤトオオシロの野球NOTE
技術が身についてくると、自然と力を抜いたプレーができるようになる。フィジカルの面でも、無駄な力みがどんどん抜けていって、いい力感で投げたり、打ったり、走ったりできるようになる。そうすると、わざわざ力を入れる場面がなくなってくる。
これは技術が成熟してきた証拠で、怪我や疲労の蓄積を防ぐ面ではとてもいいことだと思う。でも一方で、力を入れる機会が減ってくるせいで、出力が弱くなっているように感じる瞬間もある。
だからこそ、たまには無駄に力んでもいいから「思いっきり出力を出す日」を自分の中で意図的につくってみる。年齢を重ねてくると、力を抜いてもある程度のプレーができてしまう。そのせいで、出力を出すこと自体を悪い意味で“サボって”しまう。
無駄なチカラが抜けて、自分の中に染み付いた技術だけに頼っていると、フィジカルとしての成長が止まってしまう。もともと自分にはフィジカルの強みがある。その上に技術が乗ってくるからこそ、プレーヤーとしての幅が広がる。
たとえ「力を出さずにできる」と分かっていても、あえて出す。無駄だと分かっていても、出力を思いっきり出していく。そういう日を意識的に入れていかないと、だんだんとできなくなっていく。